BaNBaN’s blog

自分語り

一次試験の総評

 他の受験者の皆様、お疲れ様でした。また、これから他大学、院を受ける皆様、頑張ってください。

 とりあえず一次試験は何とか突破しました。確信はなかったですが、まあ90分ずっと筆動かしていたんで、そこが評価されたのでしょうか?とりあえず一安心(二次まで残り10日を切っていることをお伝えします(無慈悲))。

 ともあれ合格という結果を踏まえて、できるだけ肯定的に自己解答の分析をしてみたいと思います。話の切り替えは下手なんです、ごめんなさい。

 一問目、「高大接続」について。はい、結果としてはやらかしていました。高大接続については今年の1月16日に改革プランが文科省から出ていたようです。これに目を通していなかった私、非常にお恥ずかしい。改革としては三方向から。①高校、②大学、③それをつなぐ試験。私、③については、特色入試があるよ~って書いたのですが、それはほんの一部に過ぎず、そもそも、③については一般入試、推薦入試、AO入試等の区分の変更という本当にラディカルな視点からのアプローチをしなければならなかったわけですね。そしてもう一つがかの忌々しいセンター試験の改革とともに新たな学力(単なる知識ではない)検査の推進です。ここは新たな学力として勉強していたのにもったいないことをしたという感じです。②についてはしきりに強調されているのが、アドミッションポリシーを示せということらしいです。これについては思うところがたくさんありますが、しかし、これも書けていないのも事実。①これは先述の新たな学力の話をすればよかったですね。私、たしか、単なる知識を享受する場だけではないというニュアンスのことを書きましたので半分当たりといったところでしょうか。幸いなのはコース選択に教育課程(だっけ?)系を書いていなかったことですね、おそらく傾斜配点されているんじゃないかな?

 二問目、「知能」について。概念およびその定義づけについては人によってそれぞれと書いたのですが、これは近からず遠からずですね。しかし、まあ働きや構造で十分補えていますからこんなもんでしょう。働きについては記憶・言語などのの諸領域における知的課題の解答および類似の日常生活の問題解決を円滑化させる旨を書きました。結論から言うとあっているけど、足りない。記憶・言語だけでなく、注意、知覚、推理など三つは書きたかったですね。構造については、まずは当然にスピアマンの2因子論。これはほぼ問題なかったといえます。しかし、次の多因子論については、書いたがこれを言った学者の名前が出てこなかった…。正しくはサーストンです。しかし、再分析で独立する因子の中に共通因子があるってさ、知らなかったです、はい。んで、最後に書いたのが知能因子立体構造モデルですが、これを120ぱーたんと言及したところはよかったんですが、①内容、②操作、③結果という三つの掛け算の項が書けなかった。そして挙句の果てには学者をキャッテルと間違えて書いた。たぶん加点方式ですからいてまえの精神でぶっこんで見事に玉砕した形です、ちょうど40億とうny…ゲホン、ゲホン(一応言っとくと私は広島ファン)。正しくは森脇ではなくギルフォードですね。測定法についてのビネー式とウェクスラー式については、教科書(東京大学出版の『心理学』第四版、鹿取ら編)以上に記述できているので申し分ないと思います(KAWAIの力ってスゲーーーーッ!!!)。

 三問目、「選挙年齢の引き下げ」について。正直これについては正解はありませんね。何を書いてもいいと思います。話に矛盾点がなければですが。

 A4表裏の解答用紙三枚でそれぞれ各一問ずつ割り当てられていますが、私はためし書コーナーの「永」の字くらいの大きさかそれより2フォント小さいくらいの大きさで各問ちょうど表にびっしりという解答でした。いやー、しんどかった。

 以上、これをふらっと来年の受験生が見てくれたらいいね。